5月29日(日)14:30-16:30桜井進の数学浪漫紀行

なにやら三角関数が話題になっています
そして案の定発言者は炎上騒ぎに

サイエンスナビゲーター(R)から言わせると
三角関数がいかに役に立っているかを分からせるのは実は想像以上に難しい
ベクトルも微分積分も同じです

仮に、いかに数学が役に立っているかを説明したところで
説明された側は「ふう〜ん」でおわり

ここに2つの難関があります
難関その1 いかに数学が役に立っているかを解説する難しさ
難関その2 数学が役に立つことを知っただけでは思った以上に数学への興味関心が大きくならない

だから、あの国会議員を責めてもしかたありません
だって本当に三角関数がどんなに役に立っているかを「実感」していないのですから
はっきりいって国会議員を責めている人の多くも「ただ知っているだけ」です

国会議員も知っているようです
「三角関数は我々の生活の基盤を支える人類の英知の1つ」
イグザクトリー!

そもそも学校で数学がどう役に立っているかを説明できる先生がどれだけいるというのでしょうか
私は小中高で一度もきいたことがありません

難関その1は想像以上に難関です
難関その2はさらに難関です
テストのための数学の楽しみは点数です
しかし、数学それ自体を楽しむことはテストのための数学から得るのは容易ではありません
ではどうするのか
サイエンスナビゲーター(R)はまさに難関その1と難関その2に対して取り組み実践しています

Peatixチラシ 0015月29日(日)14:30-16:30桜井進の数学浪漫紀行
テーマ:【三角関数】
コサイン類似度(Cosine Similarity)

高校数学のベクトルはつまらない
とくに内積
受験数学では内積は問題のための問題でしかない

ところが、データサイエンスの現場では内積は強力なツールとして登場
それがコサイン類似度(Cosine Similarity)

例えば2つの文章がどれだけ似ているかを定量的に比較可能になる
国語が算数にかわるマジック

ちょうど三角関数とベクトルがテーマです
これを実践したら三角関数への見方は一変するでしょう

Peatix
http://ptix.at/q79IKE